地下室をつくったことにより、限られた敷地を有効に活用することができました。敷地面積の割に建物の床面積が大きく取れただけでなく、庭や駐車場のスペースもゆったりと広く取ることができました。土地の値段が高い日本では、これから地下室のある家がもっと増えるのではないでしょうか。ただし、地下室はまだまだ高いというイメージがあります。私も某建設会社を知る前は、地下室をつくるには坪当たり100万円近くのコストがかかると思っていました。また、地下室は湿気がひどいという話もよく耳にします。そんなこともあり、最初は私もまったく地下室は念頭にありませんでした。ところが、内外断熱工法の地下室は、そんなイメージとはまったく違います。1、2階の居住空間のイメージと変わらない地下室をリーズナブルな価格でつくることができるのです。湿気もまったく問題ありません。夏涼しく、冬暖かく、静かであるという従来の地下室のメリットをさらに伸ばし、デメリットとされていたコストや湿度の問題を解決した、いわば「地下室を超えた地下空間」が、内外断熱工法の地下室といえるでしょう。施工面では、敷地に接する道路の幅が4mと狭かったため、地下工事の際の近隣への地響き等の影響を心配していましたが、それもまったく問題ありませんでした。地下室の一部は娘の居住スペースになるので、1階から地下室に降りる階段にもドアをつけました。これは夏場、地下の換気扇使用の際、1階から大量に暖かい空気が室温の低い地下室へ降りることによって起こる結露を防ぐ効果もあります。また、地階への階段にドアをつけたことにより、1階の廊下の雰囲気もぐんと落ちつきました。夏の地下室はエアコンなしで別世界のような涼しさです。
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