住宅を新築や増改築するとき、家の中のことには一生懸命になりますが、家の周囲に植える植栽も住宅の住み心地に影響をおよぼすことを知っておいてください。植栽のおもな効果は、次のとおりです。(1)窓からさし込む日射のコントロール(2)夏の東西からの日射をとめる(3)葉が影を落として、地面が薔熱するのを防ぐ。わが家では、南向きの大きな掃き出し窓の外にぶどう棚を設けました。ぶどうは、冬のあいだは葉を落としているので日射は深くさし込み、家を暖めます。5月ころから徐々に葉を広げ、日ざしに暑さを感じはじめるころには、すっかり大きな緑の庇を形成します。日が高い夏のあいだは日傘を広げたようなもので、掃き出し窓の外はつねに木陰になります。9月、残暑のころに南窓から日ざしが入るような時期でも、家の中に直射日光が入りません。秋が深まって暖かさがほしいころになると、葉が落ちて再び家に暖かい日がさし込みます。
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