住宅の専門家でも、結露の知識が乏しい人が多いのも事実です。そのため、現代の最新住宅でも結露が発生しやすい家がどんどん建てられているのです。大手住宅メーカーの家も、その例外ではありません。どんなに外観のデザインや、内装、インテリアに工夫を凝らしていても、先にあげたような冷暖房効果、耐久性、健康面などの根本的な問題を見過ごしていては、けっして住み心地のよい家とは言えません。しかし、多くの日本人は、結露についての情報が乏しいために、「家とはこんなものだ」と勝手に納得し、「欠陥住宅」とは気づかずにがまんして毎日をおくっているのです。インターネットの普及、経済のグローバル化、ソフト化などで世界がどんどん変わっているなかで、日本の住宅はデザイン的な部分を除いてはひじょうに遅れていると言わざるをえません。もちろん、この結露の問題は解決できます。それには、従来の家造りとは根本的に発想を変える必要がありますが、そうしてできあがった家(高気密・高断熱住宅)は、住み心地も従来の家とはまったく違います。
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