会社に入ると、何かにつけて管理という言葉が出てくる。人事管理、財務管理、資金管理、工事管理、原価管理、品質管理、安全管理、現場管理といった具合である。では、管理とは、いったいどんなことだろうか。最初に、「管理のサイクル」(マネジメント・サイクルともいう)、あるいは仕事のサイクルというものをご紹介しよう。「計画」、「実施」、「検討」という順に物事を進めていく手順を示したものが、一般に管理のサイクルと呼ばれている。
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管理をうまく進めるためには、まず十分に計画を練り、実施に移す。実施したら、すぐ検討を加えて問題がないかを確かめ、計画を手直ししたり、改善したりして、また実行に移すという具合に、計画↓実施↓検討のサイクルをできるだけ早く、的確に進めていくことが肝心である。計画も、検討もないような管理の仕方は、実施(Do)ばかりぐるぐる回るから、堂々(DoDo)巡りだという冗談もあるぐらいである。作業の場合でも、作業をする人がこのサイクルをうまく回せば、仕事が順調にいくはずということで、「仕事のサイクル」とも呼ばれる。さて、これらはむしろ管理の仕方に属する見方であるが、「管理」とは、いったいどういう意味なのかを考えてみよう。
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