トイレひとつ選ぶとしても、こういう質問が来る。(1)おしり洗浄機能はいるか(2)ビデは付けるか(3)マッサージ機能は付けるか(4)暖房便座はどうか(5)着座センサーは付けるか(6)脱臭機能はどうするか(7)温風乾燥はどうするか(8)室内暖房は効かせるか(9)リモコン機能はどこまで付けるか(10)色は9種類のどれか。これで質問攻めが終わったと思ったら大間違い。トイレに。トイレ本体だけが据え付けられてあっても、あなたが用を足したあと、困ってしまう。
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だから、トイレ本体に関するチョイスの他に、「手洗い器はどうするか?」「水栓金具はどうするか?」「掃除道具やペーパーなどの収納キャビネットは?」「鏡は?」「手すりは?」「タオル掛けは?」「ペーパーホルダーは?」「ドアは?」「換気は?」……やはり質問が20項目くらい続く。我が家では、シャワー機能は2階のトイレだけにして、1階は小さな子が遊びに来たとき、いたずらされて水浸しになるのを避けるために、なんのへんてつもない通常の便器にした。だから1階の便器については、色だけ選べばよかった。このように、設備の中でもコアになるキッチン、バスルーム、洗面、トイレだけでも(トイレが1、2階と2ヵ所にあれば)、合計5ヵ所の仕様を細目まで決めるのに、最低でも5×20で100項目以上の選択肢について決断を迫られる。
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