設備工事業各社が、個々のプロジェクト型から事業・市場型の海外強化にシフトし始めている。市場規模、経済発展の可能性が高いとされていたアラブ首長国連邦(UAE)のドバイが、2008年後半から低迷していることから、より着実な都市開発を進めている市場や地域が注目を集めている。例えば、25年には100兆円以上といわれる地球規模の「水問題」を解決するため、有限責任事業組合(LLP)海外水循環システム協議会が発足、水不足が深刻化している中東、中央・北アフリカ、アジア周辺国、豪州などを視野に入れ、ソリューションを提供する。
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また、住宅や商業施設、ホテル、病院などあらゆる建築物に地域冷暖房が導入され、30年までに十数件から20件程度の地冷の新設、拡張案件があるといわれるUAEのアブダビに、大手空調設備会社が09年初頭に支店を開設した。地冷に特化し、運転解析や省エネルギーコンサルタント、エネルギー利用、水処理・再生といった環境技術関連に絞って事業展開する。伸長する中国の昇降機市場は、1990年代半ば以降拡大し、2008年度の需要台数は20万台を超え、世界最大の市場になっている。各社は生産とともに、アフターサービスまで含む事業拡大ヘシフトしている。
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